riki&aloha's days



何故、ドッグセラピー?

いつの間にか、こちらにセラピーの事を書いていましたが、
ん?って、
どうして?って思う方もいるかもしれません。

ましてや、セラピー犬にジャック?って思う方もいるでしょう。

なんで今回は、少し語ってみたいと思います。

犬ネタではございませんし、長くなりますし、面白い話という訳ではないので、
ちと違うな〜と思う方は、スルーして下さいね。

今年、独立する事になって、
ちょこっと初心の心を思い出そうかなと自分への初心声明ってところです(笑)




セラピーに興味を持ったのは、リキを飼うずーっと前の事です。
子供の頃から犬は飼っていましたし、犬が大好き。
犬と関わる仕事もいいかもしれないとは思った事はあっても
正直、自分の飼っている犬をワーキングドッグにする事は、考えていなかったんです。

ただセラピーをやってみたくて、自分がセラピストの勉強をしてから
それから考えようってくらいの気持ちでした。

まずはその1の理由。
私が20代前半に父が脳幹という脳の中枢部分で出血をおこしました。
最近では、ミュージシャンの桑名正博さんが同じ病名です。
生命の危機を脱したものの、1ヶ月は昏睡状態。
1ヶ月後に目はあけたものの、身体を動かす事も、しゃべる事もできない状態。
リハビリ治療なども続けましたが、結果は半植物状態という事でした。
今で言えば、閉じ込め症候群(locked-in syndrome)のような状態。
ただ父は、目で意思伝達さえできません。
それから7年間の入院期間、一度も意思の疎通はできませんでした。
でも本当は、どうだったのか。。。今では確認のしようもありません。
7年の間、声を聞く事も手を握ってもらえる事もありませんでした。

父の事が好きでしたし、まだ20代で若かったので体力の許す限り、
仕事以外の時間を父に使う事も出来たので、
入院先が近くの時は、ほとんど病院へ顔をだしていました。
ある意味、介護ヘルパーの仕事なみの介護をしてきました。
それでも20代の若さでは、自分の事に全ての時間を使えないもどかしさや
家族に病人がいいるという思いは、片時も離れません。
正直、周りの同世代の人が羨ましかった。

快方に向かう事のない入院生活、話す事さえもできないお見舞いは、
だんだんと辛くなってきました。
お父さんに会いたいのに、病院を見ると気持ちが萎えます。
病院のあの雰囲気から逃げ出したくなりました。
長い入院生活では、他の患者さんやご家族の方とも知り合いになり、
やはり誰もがそんな思いを持っていました。

もしも父が、意識があってそれを表現できなかったとしたら、
本当に辛かった事でしょう。そして優しかった父は、家族にすまないと思った事でしょう。
死ぬ事すら自分で選べなかったとしたら、本当に毎日をどう思って過ごしていたんでしょう。
一番は辛かったのは、お父さんです。

そんな時読んだ本がヘンリー、人を癒す
こんな事が出来るんだって、30年近く前だったので(笑)目からウロコって感じでした。

私が欲していたし、もしかしたら犬好きな父も喜んでくれたかもしれない。
ただ単に、そう思った。始まりはそこから。。。
もし父に感情があって、家族に申し訳ないと思っていたら
家族がお見舞いに来る事も辛かったでしょう。

ドッグセラピーをしていると、人のために偉いねって言われるけど、
実際のところ、私が逆側の立場としてそういう現場を望んでいたからなんです。

セラピーの体験で初めて施設に行った時、父と同じような人がいました。
車椅子に座る事も出来ず、寝た状態で目だけあいているような方。
父を思い出して、涙がでました。。。

父に出来なかった事、少し近づけたかな。
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by rikialoha | 2013-03-27 14:49 | ドッグセラピー
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黒ラブのリキとJRTのアロハ・ナッツのドタバタ日記
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