2日目午前中は、七ヶ浜の子育て支援センターの訪問です
9月の訪問に続いて、私は2度目の訪問になります。
この日は、朝から雨模様。
朝の気温は2、3度でしょうか、家の中を暖かくして頂いただけに
外に出ると吐く息も白く、本当に寒かったです。
仙台の方のお話では、昨日から急に寒くなったとのことでした
残念ながら小雨のまま、止みそうもありません。
それでも犬と遊ぶのを楽しみにして来てくれた男の子達とお母さんが
参加して下さいました
お子様といってもまだ2歳の幼児達ですが、
犬が大好き♪という事で、怖がる事なく撫でたり、ブラッシングしたり
名札の犬の絵をぬってくれたりして、一緒の時間を過しました
いつも参加してくれる近くの保育園児達が来てくれたのですが、
雨が止まず、予定していたお散歩は中止にいたしました。
まずは、みんなの健康が一番。無理をして風邪などひいたらいけません。
最後に参加犬のカードをクリスマスプレゼントとして渡し、お別れ致しました
午後になると雨も止み、陽がさしてきました。気温も上がり、ホッ。
というのも午後は、5月から毎回きている障害者施設の訪問になり
仲良くなった犬達と一緒に公園に散歩に行きたいという希望を
頂いていたからです。
初めてお伺いした時は、犬が怖かったり、
初めての人とのコミュニーケションが難しかったり、苦手だったり、
心の緊張で体が固まってしまったりという状況でした。
犬達にはすぐに心を開き、一緒にいる事を楽しんで下さり、
回を重ねる事に私達にも声をかけてくれたり、
自分の話をしてくれるようになりました。
続けて来る事で、彼等の緊張をとり、親しみを感じてくれるように
なったのです。
犬を通して、人と人との関わりをもてるようになりました。
今回、犬とお散歩しながら、彼等から手をつないできたり、
私の名前を何度も読んで、いろんな事を話してくれました
犬の散歩をした事もなかった彼等が、リードを持ちながら、
アロハの名前を読んで楽しそうに散歩してくれます
この日は、全ての人と話す事ができました。
そして何人かの人が「来年も会えたらいいな。。。」
「来年、春に。。。来て下さいね」「春には、○○があるんですよ」と話してくれます
最後に施設長から、みんなに今年最後の訪問であるという事と
来年も来て欲しいけれども、まだお約束が出来ていないという事などを皆さんに
話された事を教えて下さいました。
それで彼等が、さりげなく気持ちを伝えてきたんだとしって、
じーんときました。
ここでは、私達の方が、いろいろと気付かされる事があり
来る事で暖かい気持ちになった場所でした。
こんな形で来てくれる事を喜んでくれた事、待っていてくれる事が
本当に嬉しくもあり、やってきて良かったな〜と思いました。
震災から半年が過ぎ、津波の起きた場所を震災後初めて行き
また大きな悲しみや怖さで落ち込む人が出て来たというお話も聞き、
まだまだ心のサポートも必要なんだと思いました。
こちらの施設も半壊しているために、来年から仮設に移り、
修理に入るそうです。
復興もまだまだ始まったばかりです。
そして寒い冬に向います、
皆様の協力や援助を引き続きお願いしたいと思います