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riki&aloha's days



1ヶ月がすぎて。。

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リキが亡くなってから1ヶ月がすぎました。
正直、何をどう過ごしていたんだか。。
気持ちの記憶もあいまいです。

最初の1週間は、お財布の中からリキの診察券を見て泣き、
洗濯物の中からリキの毛を見つけては泣き、
思わぬところから、リキの物を見つけては泣いていました。
でも心は、リキが亡くなった事は、半分くらい信じられないような出来事で
ちょっとどこかへ出かけていて、帰ってくるような気がしていました。

仕事も始め、セラピーにも行き、黙々とすごし、
何かをしている時は、考えないでいいと思うと、
その方が生活できるものですね。
ただ一人になると無気力で何もしたくないのです。
本の世界に逃げ込んだり、携帯のゲームで何も考えなかったり
そうしているのが楽な時間もありました。
もちろんアロハとナッツのおかげで助けられ、慰められ、元気をもらえました。
やっぱり犬は凄いな。最強です。
ただその最強のパートナーとの別れも最強に辛い事もしり
犬を飼うのも本当に大変なことなんだと痛感しました。

1ヶ月が過ぎ、ようやく前を向いていけるようになりました。
もちろんいまだに、急にわさびでツーンみたいな思いに襲われ涙したり、
なぜか車で運転中に思い出し、個室間隔で泣いてしまう事もしばしばありますが、
いなくなったという事を確認した時期に入ったようです。

たぶんリキとの時間は、リキにも私達にも幸せだったと思える時間を過ごしました。
本当に犬馬鹿まっしぐらの時間を家族で共有してました。
たぶん3頭の中で、あの子が一番自由に、犬らしく、そして甘やかされて育っています。
そう最初の子は、アマアマです。まして2年半の一人っ子期間は、もう夫婦の愛情過多かも。笑
そこに男の子ですからねー、家族大好きな甘えん坊に育ったよね。

そして病気になってからも自分に出来る事はやってあげたし、
最後もしっかりと看取る事もできました。

なので亡くなった後のあーしておけばとか、こうしてあげれなかったみたいな後悔はないのです。
それでももちろん亡くなってしまえば、病気に関しては、もっとやれる事があったのでないかと
思うのは、誰もが同じ事ですが。。

ただ1ヶ月すぎても、いやいや日を追う事に、恋しいのです。会いたいのです。
見つめてほしいのです。抱きしめたいのです。
まるで失恋したみたいですね。
失恋とくらべられないくらいな思いだけどね。
と書いている先から、涙が出てきます。
これだけは、きっとずーっと変わらないのでしょうね。

亡くなってから友達とリキの話をする時、
自分も愛犬を亡くした友達が、自分の犬を思い一緒に泣いてしまう事がよくありました。
もう何年もたっていても、それは変わらないんだとそのとき感じました。
そう、かけがえの無いものって、こういう思いなんだって
気持ちと言葉がぴったりはまった気がしました。
かけがえのないものを持った者だけが知るこの痛み。
とっても辛いけど、かけがえのない物がなかったらそれはつまらない人生だから
それと出会えた事は、幸せなんだと思います。

こういう思いを全部ひっくるめて犬(もちろん猫でも小動物でもね)飼うのは、
大変な事なんですね。
ここにいるアロナッツも分も頑張らなくては。。。

いろいろご心配頂き、たくさんのメールを頂きありがとうございました。
とても癒されました。
リキの事を一番好きだと言ってくれたり、
ラブの中では、一番だと(もちろん自分の犬が一番ですからね〜)と言ってくれる方が
なんともたくさんいた事に飼い主としてもびっくりしてます。
シャイなオトコでしたので。笑
リキは、幸せものだったな〜と思っています。

ここまで書けるくらい気持ちも落ち着いてきました。
もちろんまだまだ、いつでも泣いちゃいますけど。。。

しばらくは、リキとの思い出を書きながら、供養していこうかと。。
おつきあい宜しくお願いします。

5月の八ヶ岳旅行は、最後の旅行となりました。
泊まったお宿から、ご主人が写真を送って下さいました。
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いつまでも君を忘れないよ。
# by rikialoha | 2014-07-23 01:03 | リキ

本当のお別れ

オットが夢をみたそうだ。
リキが息をもどして、やったー!というところで目が覚めたって。。
前日にあった事や思った事が、よく夢になるオット。
子供みたいだよね。でもリキに会えたのは、羨ましい。
ただその後の寂しさがなー。。。

リキは、まるで寝ているよう。
最後の方は、こんな感じで寝ていたから、その時と変わってないみたいだ。
いつものように、ピタッとリキにくっついてみる。
もう身体は、冷たくて硬直してしまっているけれど、
リキの首の部分と耳は、毛の分、身体の冷たさを感じない。
触っていると生きてるみたい。
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そして泡風呂で使って頂いている木酢液の匂いがする。
このおかげでリキの身体は臭くなる事がなかったんだろうね。

いつものようにアロナッツの散歩にでかける。
いつものお散歩仲間い会わない様な場所を選んで。
私は、1週間みっちりリキの看病をしながら、いろいろ話したりしていた。
オットには、その時間が無かったので、散歩の間、二人きりにしてあげる。
まだね。。いろいろ話たりないよね。

午前中にリキの棺にいれるお花や果物を買いにいったり、
なかにいれる洋服やおもちゃを選んだりした。
金具やラテックスのようなおもちゃは、溶けると骨についてしまったり、色がうつってしまうらしい。
それをふまえながら、選んでみる。
リキの洋服や首輪。。。みると涙がとまらない。
うーん、どれにも思い出がたくさんありすぎ。
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昼過ぎに、リキを子供の頃から可愛がってくれてた犬友がやってきてくれた。
子供の頃の思い出話をしながら、泣き笑い。
リキもきっと聞いているね。
もうすぐ業者さんがお迎えに来るので、家族だけにしてくれた友人。
本当に後少しで、リキの身体にふれなくなるなんて、
リキの姿がみれなくなっちゃうなんて、耐えられないよ。。。
いつまでも触っていたいよ。
心の中にはいつまでも残っているけれど、
やっぱりリキがいなくなるなんて。。。辛い。

担当者の方は、とても優しい人で助かりました。
1週間も食べていないので、フードや大好きなおやつを身体の上にひかせてもらい。
紙皿に、いちごやバナナもいれてあげた。
そして斎場へ。アロナッツも一緒にお別れに連れて行く事にしました。
棺に、ひまわりをたくさんいれて、明るく旅立てるように。
そして、オットと私がいつも使っているハンカチ、家族みんなで撮った写真、私からの手紙をいれて
あげました。

火葬が終わるまでの1時間半、アロナッツを連れて、S公園へ。
まだ外が暑かったので、近くのカフェで休憩してから、公園を歩きました。
リキは子供の頃、この公園で桜の木をくわえて走り回ってたよね。
梅雨の季節だというのに、とてもきれいな青空で、
この空の中、のぼっていったのかな。

お骨は辛いので、骨壺にいれていただいた状態で頂きました。
散骨を考えていたので、粉骨になった骨壺は小さくなっていました。
頂いた骨壺はまだ暖かくて、、これがリキなんだと思うと何ともいえない気持ちに。
自宅までの帰り道、よくいった公園を何カ所かはしごして通りすぎました。
リキの好きな場所、楽しい思い出がたくさんだよ。
家に戻ると、本当にあの子のいない空間があって、また涙。
後は、時間に助けてもらうしかないよね。
だって本当に、この14年、リキがいて、楽しくて幸せな日々だったんだもん。
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うちの子になってくれて、本当に本当にありがとう。
# by rikialoha | 2014-06-30 01:13 | リキの病気

そして、最後の1週間

6月に入ると、だんだんと変化がみられました。
でもこれが最後の1週間になるなんて。。。。

ここからは、看病しながら書いていたこともあって
かなり感情的な内容になっています。
なので我が子が若くて、元気な状態だったらスルーして頂いた方がよいかと。。
同じ様な病状、シニアの犬と暮らされている方の何かの参考になれたらと思います。


    6月5日

    6月6日

    6月8日

    6月9日

    6月10日

    6月11日

    6月12日

    6月12日 夜

    6月13日 最後の日
# by rikialoha | 2014-06-29 15:01 | リキの病気

順調な治療期間

9月からリキのインターフェロンによる治療が始まりました。
最初の1か月は、毎週の通院となりました。
リキと二人っきりのお出かけなんて、散歩や近所の買い物(夜遅いときは、いいボディガードでした)
以外は、本当に久しぶりでした。
アロナッツが私で、リキがオットというパターンがほとんどだったもんね。

予約しても待ち時間は長いので、毎回半日以上、リキとのデートになりました。
こんな時間も楽しかったよね。

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最悪の場合、他に転移すれば2、3ヶ月も持たない可能性もあるというのに、
リキの状態は、年齢のせいもあるのかゆっくりとすすんでくれました。
よって10月からは、3週間に1度の注射となりました。
ここからは、アロと一緒の通院となりました。
アロにとっては、苦手な病院におーにーちゃんと一緒は安心できたようです。
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なんだか昔にもどったみたいでした。
本当に仲良しだった二人。最近は年をとってからまなくなっちゃったけど
この組み合わせで飼って本当に良かったと思わせてくれた二人です。

この間、ナッツはいつもひとりでお留守番。
去年は、アロの入院でかまってあげられず、あの時もリキはいたけれど
ながーい時間留守番していました。
おかげで一人留守番のとっても上手な子になっちゃったし、
へんな要求もしない子に育ちました。
早く大人にさせちゃったのかな。。

そして10月から体調をくずす6月まで、
腫瘍は大きくなってしまいましたが、痛みや他の臓器への転移もせずに
順調に治療がすすんでいました。
ほんと、このまま1、2年頑張れるかなって思ったほどです。
それでもいつ悪化する可能性はあったので、
出来る限り、リキが好きな場所へでかけて行きました。
行けないと思った旅行も、発症してから福島、箱根、八ヶ岳と出かける事が出来ました。

5月くらいから、腫瘍が邪魔をするのか、老化のせいか
後ろ足のふんばりがきかなくなりだし、
腎臓が弱ってきたのかトイレの回数が増えだしました。
この辺りから、少しづつリキの体調が弱っていきました。
# by rikialoha | 2014-06-29 08:59 | リキの病気

検査結果は。。

全身麻酔で細胞をとった病理検査の結果は、悪性腫瘍、腺癌でした。
予想はしていたものの、その結果を知ると、頭の中は真っ白に。
目に前にいるリキはこんなに元気なのに、
それはかなり厳しい状況でした。

通常の悪性腫瘍が見つかった場合、
手術で取り除けるものは、取るのが一番です。
しかしリキの場合、かなり内部では大きくなっていましたし
場所が肛門横という事もあり、取るならかなり大きくごっそりとらなければいけません。
いろいろな神経も多い場所ですし、直腸ともかなり隣接してるため
場合によっては人口肛門になってしまう可能性もあります。
年齢の割には、健康で元気だったので全身麻酔に関しては心配はしてなかったのですが、
ごっそりととった場合、今までのような生活は難しくなる可能性も高く、
手術がうまくいっても、その後リンパへの転移の可能性も高く、
先生もそして私達も手術をする選択は考えられませんでした。

抗がん剤、放射線治療に関してもじっくり考えた結果、
リキへの負担がかなり厳しいと考え、考慮せず。。。
積極的な癌と闘うという道を取らなかった事になります。
もちろんそれいずれの方法でも治る可能性があればかけてみたかもしれませんが
病状、リキの年齢、リキへのダメージなどを考えると選べませんでした。
その選択は、とても重い決断でした。

ただリキが犬らしい生活を続けられるために。。
正直、何がいいのか分からないけれど、
13年一緒に暮らしたリキがリキらしくいつづけるために。
ただ良くなる訳ではないわけで、
心の中にはどっしりとした重しをおかれた感じでした。

ただ今の状況を悪化させないために、インターフェロンの注射をする事にしました。
最初の1ヶ月は、週1回。その後は3週間に1回のサイクルになります。
どうかこの共存の形が上手くいきますように
# by rikialoha | 2014-06-28 01:21 | リキの病気


黒ラブのリキとJRTのアロハ・ナッツのドタバタ日記

by rikialoha
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